能代山本圏域は、白神山地の南麓に位置し、圏域を構成する市町のなかで藤里町の4,344ヘクタールの区域が世界遺産に登録されています。
ブナの森は、杉やヒノキなどの針葉樹の森に比べ、水を蓄える力が大きく、このブナの森から湧き出る養分を含んだ豊かな水を利用して、私たちは農作物を育てて、飲料水として利用しています。
水はやがて、日本海に注ぎ沿岸に多くの海藻を育てます。この海藻の森はさまざまな魚の産卵場所となり、稚魚を育てます。山が海を育てる、そんな物語のような話が、あきた白神にはあります。
能代市特産のミョウガやネギ、藤里町の舞茸をはじめとする山菜、三種町特産のじゅんさいやメロン、秋田名物八峰町のハタハタも、白神山地の恵みにより育てられています。
あきた白神の観光情報・体験等についてはこちらもご覧ください。
リンク:VISIT SHIRAKAMI 秋田白神観光ガイド
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白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部の県境にまたがる標高100メートルから 1,200メートル余りに及ぶ山岳地帯の総称で、1993年(平成5年)、中心部の区域16,971ヘクタールが 世界遺産として登録されました。
白神山地のブナ林内には、多種多様な植物群落が共存し、ブナ林を背景とした豊富な 動植物群が育成するなど、白神山地は、わが国の固有種であるブナを主とする森林の博物館的景観を呈している地域です。
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